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コラム COLUMN

中日浮上のカギは“初球”?

小林 展久

12年ぶりの防御率4点台

 5シーズン連続でBクラスに低迷している中日。就任2年目を迎えた森繁和監督は、2018年の投手陣のテーマに「四球を減らし、ストライクゾーンで勝負すること」を挙げた。昨季の防御率は4.06で、4点台を記録したのは2005年以来となる。この一因に、与四球率3.48でNPBワーストだった四球の多さがある、と森監督は考えているようだ。

 過去10年の中日の投手成績を見ると、与四球率と防御率が同じように推移していた。落合監督時代は与四球率3.00未満だったが、直近5年は3.5前後と悪化している。四球は3ボールからボール球を見送られることで成立するが、その3ボールの割合は全打席の21.2%でリーグワースト(表1参照)だった。投手コーチ、ヘッドコーチとしてチームの黄金期を支えた森監督からすると、投手陣の現状に注文をつけたくもなるだろう。

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